Shopifyで使える決済方法と手数料|おすすめや注意点も一緒に解説!

公開日:2023.09.29, 更新日:2023.10.11

ECサイトを立ち上げる方法は多岐にわたりますが、ASPの活用により、簡単にECサイトの設立が可能です。ASPの選定時に重要なポイントとして、「決済方法」と「取引手数料」が挙げられます。

たとえ提供する商品が魅力的であっても、顧客が普段使用している支払い方法が利用できない場合、そのECサイトでの購入は物理的に不可能となってしまうため、非常に重要な要素と言えるでしょう。

この記事では、Shopifyを使用してECサイトを管理する際の決済方法、取引手数料、そしてShopifyの支払いに関する注意点について詳しく説明します。

決済方法ごとの特徴・手数料・入金サイクル一覧

Shopifyでは、数多くの決済方法が導入可能です。決済方法によって決済手数料や入金サイクル、申請窓口などが違うため、事前に確認しておきましょう。

※例えば同じクレジットカード決済でも、複数の代行会社があります

決済サービス取り扱い窓口
クレジットカードShopify Payment
KOMOJU
GMOイプシロン
Smartpay
コンビニ決済Paidy
atone
NPあと払い
SBペイメント
GMOイプシロン
KOMOJU
代引き手動
GMOイプシロン
銀行振込手動
KOMOJU
AmazonPayAmazon Japan
楽天PaySBペイメント
KOMOJU
PayPayKOMOJU
GMOイプシロン
SBペイメント
キャリア決済GMOイプシロン
SBペイメント
DOCOMO Digital(サービス停止)
LINE PayKOMOJU
SBペイメント
メルペイKOMOJU
PayPalPayPal
Apple PayShopify Payment
Google PayShopify Payment
Shop PayShopify Payment

クレジットカード

Shopifyでクレジットカードを導入できる決済代行会社・サービスは下記の4社です。

  • Shopify Payment
  • KOMOJU
  • GMOイプシロン
  • Smartpay

基本的には、クレジットカード決済はShopifyPayment導入で全く問題ないですが、Shopifyで選ぶプランによってはGMOイプシロンの方が安かったり、チャージバックが起きた時の保証内容はKOMOJUの方が充実していたり、Smartpayは3回分割払いに対応していたりなど、各社の特徴があります。

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コンビニ決済

Shopifyでコンビニ決済を導入できる決済代行会社・サービスは下記の6社です。

  • Paidy
  • atone
  • NPあと払い
  • SBペイメント
  • GMOイプシロン
  • KOMOJU

コンビニ決済は、オンラインでの購入後に最寄りのコンビニで支払いができる手軽さから、多くの顧客にとって利便性の高い支払い方法です。特に、クレジットカードを持たない若年層や、オンラインでの直接的な金銭のやり取りを避けたい顧客に人気があります。各決済代行会社によって手数料やサービス内容が異なるため、自社の顧客層や商品の特性に合わせて選択することが重要です。

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代引き

Shopifyで代引きを導入できる決済代行会社・サービスは「手動」と「GMOイプシロン」の2つです。

  • 手動
  • GMOイプシロン

代引き決済は、顧客が商品を受け取る際に支払いを行う方法です。Shopifyでは、手動での代引き設定が可能であり、GMOイプシロンを通じても代引きサービスを利用することができます。代引きは、顧客がオンラインでの支払いに慣れていない場合や、即時の支払いを好む顧客にとって便利な選択肢となります。

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銀行振込

Shopifyで銀行振込を導入できる決済代行会社・サービスは下記の2社です。

  • 手動
  • KOMOJU

銀行振込は、顧客が直接銀行口座にお金を振り込む古典的な方法です。手動での銀行振込を選択した場合、Shopifyで自動的に決済が行われるわけではありません。そのため、入金確認作業が必要になります。一方、KOMOJUを利用すると、よりスムーズに国内外の銀行振込を処理することができます。

銀行振込を利用する際は、入金確認の手間や、振込手数料が顧客負担になることが多い点を考慮する必要があります。また、入金サイクルは他の即時決済方法に比べて遅れる傾向にあるため、キャッシュフローの管理にも注意が必要です。

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AmazonPay

ShopifyでAmazonPayを導入できる決済代行会社はAmazon Japanです。

  • Amazon Japan

AmazonPayを利用することで、Amazonアカウントを持つ顧客はShopifyでのチェックアウト時に、保存されているアカウント情報を使用して迅速かつ簡単に支払いを行うことができます。これにより、顧客の購入プロセスがスムーズになり、コンバージョン率の向上が期待できます。

また、AmazonPayはAmazonの信頼性とブランド力を活用することができるため、セキュリティ面での顧客の信頼を得やすくなります。ただし、AmazonPayの利用にはAmazonとの契約が必要であり、手数料や入金サイクルなどの詳細は直接Amazonに確認する必要があります。

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楽天Pay

Shopifyで楽天Payを導入する際に利用できる決済代行会社はSBペイメントとKOMOJUです。

  • SBペイメント
  • KOMOJU

楽天Payは、楽天市場での購入経験があるユーザーにとって非常に使いやすい決済方法です。楽天のポイントを利用したり、貯めたりすることができるため、リピーターを増やす効果が期待できます。また、SBペイメントとKOMOJUを通じて導入することで、Shopify上でスムーズに楽天Payを利用する顧客のニーズに応えることが可能です。

各決済代行会社にはそれぞれ特色があり、手数料率や入金サイクル、サポート体制などが異なるため、自社のニーズに合ったサービスを選択することが重要です。

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PayPay

ShopifyでPayPayを導入できる決済代行会社・サービスは下記の3社です。

  • KOMOJU
  • GMOイプシロン
  • SBペイメント

PayPay決済を導入することで、ユーザーはスマートフォンを使用して簡単に支払いを完了させることができます。KOMOJU、GMOイプシロン、SBペイメントサービスを通じてPayPay決済を利用することが可能です。それぞれのサービスプロバイダーには異なる手数料や入金サイクルが設定されているため、自社のニーズに合わせて最適な代行会社を選択することが重要です。

例えば、KOMOJUでは多様な決済オプションを提供しており、国内外の顧客に対応することができます。GMOイプシロンは、セキュリティ面での高い評価を受けており、信頼性の高い決済サービスを提供しています。SBペイメントは、ソフトバンクグループが提供する決済サービスであり、特にソフトバンクユーザーにとって利便性が高いと言えるでしょう。

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キャリア決済

Shopifyでキャリア決済を導入できる決済代行会社・サービスは下記の会社です。

  • GMOイプシロン
  • SBペイメント

キャリア決済は、顧客が携帯電話会社の月額料金と一緒に商品代金を支払うことができる便利な決済方法です。GMOイプシロンやSBペイメントを通じてShopifyでのキャリア決済が可能となっており、特にモバイルユーザーにとっては、簡単で使いやすいオプションとなります。

ただし、キャリア決済は他の決済方法と比較して手数料が高めに設定されていることが多いため、手数料の設定を確認し、自社の商品価格設定にどのように影響を与えるかを検討する必要があります。

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LINE Pay

ShopifyでLINE Payを導入できる決済代行会社は下記の2社です。

  • KOMOJU
  • SBペイメント

LINE Payは、利用者が多い人気の決済方法の一つです。KOMOJUでは多言語対応が可能であり、SBペイメントサービスではセキュリティ面での強みがあります。お客様の利便性を考慮し、これらの決済代行会社を通じてLINE Payを導入することで、幅広い顧客層に対応することができます。

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メルペイ

Shopifyでメルペイを導入できる決済代行会社は下記の通りです。

  • KOMOJU

メルペイは、スマートフォンを用いた決済サービスであり、QRコードやバーコードを使用して支払いが行えます。KOMOJUを通じてShopifyに導入することができ、顧客がメルカリユーザーである場合、簡単に決済を完了させることが可能です。

メルペイを導入することで、メルカリのプラットフォームを利用しているユーザーをターゲットにしたマーケティング戦略を立てることもできるでしょう。また、メルペイ独自のキャンペーンやポイント制度を利用して、顧客のリピート率を高めることも期待できます。

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PayPal

ShopifyでPayPalを導入できる決済代行会社は、PayPal自体です。

  • PayPal

PayPalは国際的に広く認知されており、多くの通貨に対応しているため、越境ECにおいても利用しやすい決済方法の一つです。また、PayPalアカウントを持っていれば、クレジットカード情報を入力することなく支払いが可能であり、ユーザーにとっても安全で便利な決済オプションとなります。

ただし、PayPalを利用する際には、取引ごとに手数料が発生します。手数料の詳細や入金サイクルについては、PayPalの公式サイトや契約時の条件を確認してください。

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その他(Google Pay,Apple Pay,Shop Pay)

Shopifyを利用する際、Google Pay, Apple Pay, およびShop Payは非常に便利な決済方法です。これらの決済方法は、Shopify Paymentを通じて利用することができ、顧客にとっては迅速かつセキュアな支払い体験を提供します。

  • Google Pay
  • Apple Pay
  • Shop Pay

これらの決済方法は、特にモバイルユーザーにとっては、財布からカードを取り出すことなく、数タップで支払いを完了できるため、ユーザビリティの向上に寄与します。また、Shopify Paymentを利用することで、追加の取引手数料が発生することなく、Shopifyのプランに基づいた手数料のみで利用可能です。

入金サイクルはShopify Paymentの規定に従い、通常は数営業日以内に売上金が入金されます。ただし、地域や銀行によって異なる場合があるため、具体的な入金日数についてはShopifyのサポートセンターまたは決済代行会社に確認することをお勧めします。

これらの支払い方法を利用する際には、Shopify管理画面での設定が必要です。設定方法については、Shopifyのヘルプセンターに詳しいガイドがありますので、そちらを参照して設定を行ってください。

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業態別おすすめの決済方法

決済方法の種類について解説してきましたが、ここからは業態に応じた弊社おすすめの決済方法の組み合わせを紹介させていただきます!

基本(食品・アパレル・雑貨など)

食品、アパレル、雑貨などの一般的な商品を扱うECサイトでは、顧客の利便性と安全性を最優先に考えるべきです。幅広い顧客層に対応するため、以下の決済方法を組み合わせることをおすすめします。

  • クレジットカード決済:最も一般的で信頼性が高い決済方法です。Shopify Paymentやその他の代行会社を利用して、多様なクレジットカードブランドに対応しましょう。
  • コンビニ決済:クレジットカードを持たない顧客や、オンラインでの直接的な金銭のやり取りを避けたい顧客に適しています。手数料がやや高めですが、顧客層を広げることができます。
  • 電子マネー・モバイル決済:PayPayや楽天Payなどのモバイル決済は、特に若年層の顧客に人気があります。スマートフォンを利用したスムーズな決済体験を提供できます。
  • 代引き:商品到着時の支払いを好む顧客や、オンライン決済に抵抗がある顧客に対応できます。ただし、配送業者との連携が必要です。
  • 銀行振込:法人顧客や大口注文の際に好まれることが多い決済方法です。入金確認の手間はありますが、信頼性が高いという利点があります。

これらの決済方法を適切に組み合わせることで、顧客のニーズに応じた柔軟な支払いオプションを提供し、売上の向上につなげることができるでしょう。また、各決済方法の手数料や入金サイクルを考慮し、自社の利益にも影響を与えないように慎重に選択することが重要です。

B2B

ビジネス間取引(B2B)では、決済方法の選択が企業間の信頼関係構築において重要な役割を果たします。B2B取引特有の大口注文や長期にわたる支払いサイクルを考慮する必要があります。そのため、安全性が高く、かつ柔軟な支払い条件を提供できる決済方法を選ぶことが望ましいです。

  • 銀行振込:大口の取引において最も一般的で信頼されている方法です。振込手数料は顧客負担になることが多いですが、取引金額が大きいB2Bでは、その手数料も大きな問題にはなりません。
  • 代引き:物流を利用した商品の配送が伴う場合、代引きは商品到着時の支払いを可能にし、初期の信頼関係が築かれていない取引において有効です。
  • クレジットカード:特に小規模なビジネス取引においては、クレジットカードによる支払いが便利です。ただし、チャージバックのリスク管理も重要になります。

また、B2B取引では、請求書に基づく後払いが一般的です。Shopifyでは直接的な請求書決済機能を提供していないため、外部の会計ソフトウェアとの連携や、カスタム請求書の発行が必要になる場合があります。これらのプロセスをスムーズに行うためには、適切な決済代行サービスの選定が不可欠です。

取引手数料についても、B2B取引の場合、高額な取引が多いため、Shopifyの取引手数料が大きなコストとなる可能性があります。そのため、手数料の低い決済方法や、手数料が固定額であるサービスを選ぶことで、コスト削減につながります。

最終的には、取引の安全性、手数料の負担、支払いサイクルの長さ、そして財務管理のしやすさを総合的に考慮して、最適な決済方法を選択することが、B2B取引における長期的な関係構築には不可欠です。

越境

グローバル市場への進出、いわゆる越境ECは、国境を越えたオンライン販売を意味します。異なる国や地域の顧客に商品やサービスを提供することで、ビジネスの機会を大幅に拡大することができます。しかし、越境ECを成功させるためには、地域ごとの消費者行動、法規制、物流、そして何よりも決済方法の違いを理解し、適応することが不可欠です。

  • 多通貨対応:異なる国の顧客が自国通貨で支払いができるように、多通貨での決済をサポートすることが重要です。Shopify Paymentsなどは多通貨決済をサポートしており、顧客の利便性を高めるとともに、信頼性を構築します。
  • 地域特有の決済方法:各地域には独自の人気決済方法が存在します。例えば、アリペイやウィーチャットペイは中国で広く利用されています。これらの決済方法を導入することで、地域の顧客に対するアクセスが向上します。
  • 税関との連携:越境ECでは、商品が異なる税域を横断するため、税関手続きが必要になります。税関とのスムーズな連携を実現するためには、適切な税関コードの設定や、税金・関税の事前計算を顧客に提供することが望まれます。

これらの要素を適切に管理することで、越境ECを通じて新たな市場を開拓し、ビジネスの成長を加速させることができます。Shopifyはグローバルな決済方法のサポートを提供しており、越境ECを行う上で強力なプラットフォームとなり得ます。

CBD

CBD製品のオンライン販売においては、顧客層の嗜好や法的規制を考慮した決済方法の選択が不可欠です。CBDは健康志向の高い顧客や代替医療を求める顧客に人気がありますが、一部の地域や金融機関では取り扱いに制限がある場合があります。

  • クレジットカード決済:広く受け入れられている決済方法ですが、CBD製品に対する金融機関の規制により、一部のカード会社や決済代行会社では使用できないことがあります。そのため、CBD製品を取り扱う際は、事前に決済代行会社とよく相談し、承認を得ることが重要です。
  • 銀行振込:顧客が直接銀行口座に振り込む形式のため、決済代行会社を介さない分、規制の影響を受けにくいという利点があります。ただし、振込の確認作業が必要となります。
  • デジタルウォレット:PayPalやAmazonPayなどのデジタルウォレットは、利便性が高く、特に若年層やテクノロジーに精通した顧客に人気です。しかし、これらのプラットフォームもCBD製品の取り扱いに関しては独自のポリシーを持っているため、利用可能かどうかを確認する必要があります。

業態別で見ると、CBD製品は特に決済方法の選択肢に制約が多いため、複数の決済オプションを提供し、顧客が利用しやすい環境を整えることが望ましいです。また、国や地域によって異なる法的要件に適合していることを確認し、適切な決済サービスを選択することが重要です。

お酒

お酒のECサイトにおいては、成人認証が必要なため、決済方法の選択には特に注意が必要です。顧客が安心して購入できるよう、年齢確認が可能な決済方法や、返品が発生しにくい決済方法を選ぶことが推奨されます。

  • クレジットカード決済:年齢確認が容易で、高額なお酒の購入にも適しています。また、リピーターが多い業界なので、ポイント還元やキャッシュバックのオプションがあると顧客満足度が向上します。
  • コンビニ決済:事前に支払いを完了させることで、未成年者の購入リスクを減らすことができます。ただし、高額な商品には向いていない場合が多いです。
  • 代引き:商品到着時に年齢確認を行うことができるため、お酒の販売には適しています。しかし、返品時のリスクも考慮する必要があります。

お酒のECサイトでは、不正購入や返品のリスクを最小限に抑えつつ、顧客にとって使いやすい決済方法を提供することが成功の鍵となります。また、プレミアムな商品を扱う場合は、高級感を演出するためにも、決済プロセスはスムーズかつプロフェッショナルであるべきです。

取引手数料に注意

ShopifyPayment以外の決済方法で注文が入ると、その決済方法ごとの手数料とは別に、Shopifyから「取引手数料」という手数料が請求されます。

料率はShopifyのプランによって変動しますが、最大2%発生します。例えば、コンビニ後払いの手数料が3%だとしたら、Shopifyからの取引手数料と合わせて最大で5%の手数料が発生してしまう、ということです。

参考:【Shopify公式】手数料と費用

まとめ

Shopifyで導入可能な決済方法の種類や手数料、業態別のおすすめなどについて紹介しました。

今回紹介した決済方法の中で、あなたのお店に有効なものがあれば、ぜひ導入してみてください。

この記事が、あなたのEC運営のお役に立てれば幸いです。

記事を書いた人

福水正太

代表/エンジニア/マーケター/ブロガー 福水正太

国内5番目の個人Shopifyエキスパート / Shopify専門のEC支援企業「株式会社ファイブビット」を設立 / Shopifyストアの新規構築・カスタマイズ・既存ECからShopifyへの移行が得意。

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